千葉市の訪問介護・地域に根差して19年

移動・移乗介助(2017.9.7)

移動・移乗介助ついての研修を行いました。

前期から持ち越しになりましたが、
今期最初の内部研修です。

移動・移乗とは何でしょう?
行きたい所へ移動する、車イスへ乗り移る、
単に動作としてとらえて良いのでしょうか?

私達介護者と利用者様にとっては、
今までの自分らしい(その人らしい)生活を続ける為の大事な手段です。

介護というと腰の痛みが問題になりますが、
在宅で今までの生活を維持していきたい利用者様の為にも、
長く仕事を続けて行きたい私達の為にも、
ボディメカニクスを考えた移動・移乗介助の基本を
再確認することが今回の研修の目的でした。

今回の利用者様のモデルは、
ALSの進行により自力で手足が動かせない方です。
全介助で車イスに移乗します。

介助を始める前に、
利用者様本人にこれからの動作の説明をします。
安心・安全の為に常に声掛けは欠かさず行います。


この方の場合は介助者が膝を立てると
保持は自力で出来る設定です。
残存機能を使って起き上がりやすい体制を一緒に整えます。


自然な身体の動きに従って起き上がります。


密着して、重心を落とします。
利用者様と立ち上がるタイミングを合わせる声掛けをします。


介助者の体勢を整えてから、
テコの原理を使って支点を作り
二人の身体の向きを変えます。


利用者様の座り具合を整えて一連の動作が終わります。

「自然な身体の動き」とは何でしょう?

物を持ち上げる時。
立ち上がる時。起き上がる時。座る時。
自分の身体のどこがどのように動いているのか、
思い出してみます。

 

では、座位が取れない利用者様には移動・移乗はできないのか?

寝たきりの方の移乗方法として
タオル移乗を練習しました。

同じ「移乗」でも、
利用者様や状況が変わると不安を感じるという声があります。

そういう時こそ基本が大切になるのではないでしょうか。

また、一人一人の利用者様に対して
なぜその手順で介助を行うのかを理解することで
危険を回避し
より柔軟な介助を行うことが出来るはずです。

 

<研修を終えて(講師役のヘルパーより)>
(Iヘルパー)
研修を通して一つ一つの動作に意味がある事、自分自身で考えて行動していく事の大切さを改めて考える機会になりました。

しっかりと利用者様に活かしていきたいと思います。

 

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